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内容説明
二〇〇七年度のビジュアルデザイン学科における祖父江慎、藤田重信、加島卓、鈴木広光の四氏による「特別講義」をまとめたもの。
目次
ブックデザインとかなもじ書体のフシギ
フォントデザインの視点と細部
デザインを語ることは不可能なのか
制約から見えてくるもの―嵯峨本のタイポグラフィ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nizimasu
3
同じく大学でのレクチャー本。この本では加島卓氏の「デザインを評論することは可能なのか」という論考が面白かった。それは音楽と同じく不可能ではあるが、では実践としてのデータベースでいいのかという疑問もここで提示する。そこにはカルチュラルスタディ的や技術論とは違う歴史の視点を導入して言葉の歴史を語るという指摘が面白かった。そうなのだ。どうデザインが言語化されてきたのかという変遷から、デザインの本質に寄り添う。これはあらゆる評論に突いてもいえそうな気がします2015/03/26
mika
1
いろんな角度から文字を語る4人のお話。はじめの祖父江さんの自由さが素敵です。仮名はどこから来たのか、明朝体とは…知れば知るほど、ますます不思議な文字の世界。2022/08/10
つゆき
1
書体作りの話は面白かった。一字ずつ見ても書体間の違いはよくわからないのに、文章を組んでみると印象の違いがよくわかる。2011/08/08
むらた
1
すごい面白い。必読。2009/07/25
a
0
文字にデザインをプラスすることで言葉に何かを背負わせることができる。かなの連綿の美しさを保つために2100もの仮名を使ったり、変体仮名などを多用したり、美しさにこだわった嵯峨本がとても気になった。2016/12/02
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