内容説明
グローバル化することで複雑さを増した人とお金の関係を懇切丁寧に解きほぐし、地図や図表、イラスト、写真などで視覚的に理解を助ける工夫により、青少年期から、健全な経済感覚を身につけるにも最適の入門書。
目次
お金小史
豊かな世界、貧しい世界
お金と政府
銀行と銀行業
市場
投資と金融
お金とビジネス
お金の科学
お金と法律
人生のステージ
貯蓄・支出・贈与
お金の未来
著者等紹介
コナハン,ダニエル[コナハン,ダニエル] [Conaghan,Daniel]
英国出身の作家、ジャーナリスト。もとフィナンシャルアドバイザー。英国の日刊紙「デイリー・テレグラフ」に定期的に寄稿するとともに、「コンデナスト・オンライン」の創刊に参加。また、「ホリンジャー・デジタル」の英国担当副社長を務める。資産運用の職務とKCキャピタル社取締役の経験に裏づけられた、国際金融市場に関する高度かつ広範な知識を持つ
大川紀男[オオカワノリオ]
1949年、横浜生まれ。国際基督教大学卒業後、出版社勤務などを経て約30年にわたって自身の翻訳会社を経営したあと、翻訳家として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuka M
10
お金の図鑑。図書館の「本日の返却本」で目が留まった掘り出し物。2015/02/15
もりけい
4
大人が読むお金に関する図鑑です。お金が生まれた背景から組織、制度と人生との関わり合いをわかりやすく説明してくれます。これまで意識しませんでしたが、お金は人類の発明品だったんですね。コラムの中に『人類は平均的なことに満足しており特に裕福でなくとも静かな生活こそが最大のご褒美』とあって、今風でしっくりくるなぁと思いました。2014/09/28
ビリケン
1
お金にできる事は、貯める、使う、与えるの3つしかない。お金というのは今や人生において最も大切なものだという地位を占めている。お金を稼ぐために皆が躍起になって経済活動を日夜繰り広げているのが何より証拠では。お金の歴史を紐解けばあらゆるものが、人類はあらゆるものを市場に変えてあらゆるものを売買してきた。お金について勉強すること、即ち人間について勉強することである。2022/01/21
くらーく
1
個人的には、第10章人生のステージ、第11章貯蓄、支出、贈与 だけで十分だな。 ただ、他の章も写真や図をつらつらと眺めて、暇を潰すにはとても楽しい本だね。こういうのを中高生の時に読んでおくと良いかもねえ。お金は汚いものでは無いのだよ。歴史を学べば合理的な理由で発生し進化してきていると。 2020/06/12
Yuuji Hayashida
0
一家に一冊2015/06/01