内容説明
日本人の食生活を多彩でゆたかにしてきた栽培植物の歴史を、社会情勢や人びとの嗜好といった改良の背景をふくめて跡づけるとともに、ゲノム情報の利用など最先端の技術も紹介。組織的な育成機関または民間の篤農家による新品種の育成と普及のようす、その後の社会への影響を、歴史的な写真やイラストとともに詳述。
目次
第1章 イネ
第2章 コムギ
第3章 トウモロコシ
第4章 ダイズ
第5章 サツマイモ
第6章 トマト
第7章 イチゴ
第8章 ハクサイ
第9章 タマネギとネギ
第10章 ダイコン
第11章 ブドウ
第12章 カンキツ
第13章 リンゴ
第14章 ナシ
第15章 カキ
著者等紹介
鵜飼保雄[ウカイヤスオ]
1937年生まれ。東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。同大助手、農林省放射線育種場、農業環境技術研究所、東京大学大学院農学生命科学研究科教授を経て、現在は執筆に専念。専門は育種学、放射線生物学、統計遺伝学
大澤良[オオサワリョウ]
1959年生まれ。東京農工大学農学部卒業。筑波大学大学院農学研究科修了。農学博士。農林水産省北陸農業試験場、筑波大学教授を経て、筑波大学生命環境系教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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