内容説明
デジタルカメラによる自然風景。2年間で撮影した84,000カットから99作品を厳選。デジタル撮影が可能にした映像のディテール、壮大で繊細な自然のドラマと神秘。
著者等紹介
林明輝[リンメイキ]
1969年、神奈川県横須賀市生まれ。18歳より写真をはじめる。2008年12月よりデジタルカメラを駆使し、列島各地の自然風景を撮影。自然風景の微妙な空気感、透明感を表現した作品を発表する。作品集『森の瞬間』(小学館)は2005年、国際野生写真協会(IFWP)主宰ネイチャーフォト・ブックオブザイヤー2005グランプリを受賞。株式会社明琳代表取締役、横浜ハッセルブラッドフォトクラブ講師、クラブツーリズム講師、写真教室・輝望フォトグラファーズ主宰、フェーズワン・アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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izw
16
ドローンを使って撮影した写真集「空飛ぶ写真機」を見て、林明輝の写真に興味をもち、図書館で、「あまかざり」から「四季の宝物」まで6冊借りまた。「あまかざり」(1998)から「大きな自然 大雪山」(2008)までは、フィルムカメラを駆使していたが、この「四季の宝物」はデジタルカメラで撮影した作品集である。日本の美しい自然、美しい光の瞬間が見事にとらえられている。2015/08/20
けんとまん1007
12
あらためて、この国は四季の国だと実感。その中でも、やはり、緑。光の具合で、いろいろな表情を見せる緑。何故、こんなに惹かれるのだろうか。山に入るとほっとするのとつながっているのだろう。まさしく宝物。どの風景も、たとえ同じ場所・同じアングルだとしても、二つとして同じということはない。そんなことを思いながら、ページをめくった。そして、めくるたびに、この宝物は次の世代に、引き継がなくてはならないということを、強く思った。2015/09/26
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