感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アナクマ
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自然環境の撹乱。自然に発生すること(洪水や山火事)もあれば、人為(農耕や火入れなど)もある。これらの影響で今見られる景観が形づくられている。逆説的だが、保護するだけではその景観は守れない/現状維持できない。◉2-13_ツツジ。良く咲くために光が必要だ。雲仙・天草では国立公園化に伴う放牧の停止が野生ツツジを危うくした。柴刈り(not 芝刈り)・山火事・放牧が、花咲くツツジ群落を維持していた。◉4-6_シダ植物。細かく複雑な地形であるほど種類が多い。谷部にイワガネゼンマイ、斜面下部にホソバイヌワラビ、→2025/10/17
gen
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景観と自然、里山、多様性を学ぶのに適した景観生態学の入門書。約4ページで一つのテーマ(研究)の概要が説明されている。30名以上の研究者によって書かれているため様々な側面から学ぶことができる。 都市計画、まちづくりに関わるなら身に着けておきたい視点である。




