内容説明
仏教への近づきを妨げる要素の一つに漢字だけが並んでいるお経があります。阿弥陀さまはどこにいて、どうされているのか、それすらわからないという疑問もあります。数字のゼロや天空のブラックホールを例に、ほとけさまの姿に迫ってみました。いのち、恋、政治などに、現代のお坊さんはどう関わろうとしているのか、思いつくまま、そんなことも述べてみました。
目次
日常の暮らしと仏教
ほとけさまの存在
いのちの出発
生・老・病・死
『看病用心鈔』
『仏説阿弥陀経』
『仏説観無量寿経』
『仏説無量寿経』
お釈迦さまの願いと「四十八願」
豊かな明日へ
今問われていること
著者等紹介
今小路覚真[イマコウジカクシン]
京都市・常楽臺二四世住職。1943年京都市に生まれる。小学校一年生から三年生まで富山県西砺波郡若林村(現富山県小矢部市)村立若林小学校に、四年生から六年生まで京都市立植柳小学校に通う。現在はいずれも廃校。平安中学・高校、龍谷大学、同大学大学院で学び、青少年時代を本願寺の五〇〇メートル範囲内で過ごす。敗戦後の復興から取り残された富山常楽寺本堂を三五歳で再建。門信徒との縁を取り戻すため富山市の京都常楽寺支坊富山常楽寺に居住。五九歳で京都に戻り、本願寺会行事に就任。六九歳で退職。大谷光照西本願寺前々住職葬儀、親鸞聖人七五〇回大遠忌法要等を差配(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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