トウモロコシの先住民とコーヒーの国民―人類学が書きえなかった「未開」社会

個数:

トウモロコシの先住民とコーヒーの国民―人類学が書きえなかった「未開」社会

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月23日 19時14分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 294,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784903426709
  • NDC分類 389.571
  • Cコード C1022

内容説明

一九三〇年代の中米、グァテマラ。「未開」社会を客観的にとらえることをその使命とする現代人類学が、この国のマヤ系先住民の調査から生まれた。人類学者たちは先住民「未開」社会に何を「発見」したのか?近代的な「知」によって綴られた歴史から削除されていった人びとの姿を描き出し、多文化共生が掲げられる現代において、他者を理解するという行為が無自覚に孕んできた問題を問い直す。

目次

序章 トウモロコシの先住民とコーヒーの国民(先住民の苦難の歴史;先住民素朴画家は語ることができるのか)
第1章 「未開」社会の徹底調査(米国現代人類学の誕生;前途多難なグァテマラ調査;現地調査の新展開)
第2章 理解される「未開」社会(『一銭資本主義』のパナハッチェル社会;先住民社会独自の規範)
第3章 書きえなかった「未開」社会(幻の「実験」;サン・ペドロの国家統合;ロサーレスの躓き)

著者等紹介

中田英樹[ナカタヒデキ]
1971年生まれ。京都府出身。京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了。博士(農学)。日本学術振興会特別研究員PD、サン・カルロス大学客員教員、アヴァンクソ(グァテマラ社会科学振興協会)招聘研究員、京都大学GCOEプログラム研究員を経て、明治学院大学国際平和研究所特任助手。専門は、農業経済学、農村社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件