内容説明
近世から近代にかけて、世界の諸地域ではどのように文書行政が展開されていったのか。日本・インド・トルコ・メキシコの比較により、それぞれの地域の文書行政の実態を明らかにする。
目次
第1章 ムガル時代の文書行政について
第2章 オスマン帝国における官僚制と修史
第3章 スペイン帝国と文書行政―植民地期メキシコにおける文書行政ネットワークとその外部
第4章 江戸時代における文書行政の実態と特質―幕末期の在地社会を中心に
第5章 明治期における「共同体」と「公共文書」―長野県の一事例を通じて
第6章 日本外務省の文書行政―占領期までの管理・分類・編纂・保存
著者等紹介
小名康之[オナヤスユキ]
1945年生まれ。現在、青山学院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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