明治国家と雅楽―伝統の近代化/国楽の創成

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  • サイズ A5判/ページ数 243,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784903426297
  • NDC分類 768.2
  • Cコード C3021

内容説明

明治国家は、国内では宮廷や軍隊・学校で行われる儀礼を荘厳し、国際的には近代国家・日本を表象する重要アイテムとして、早くから音楽に注目した。そして、その重要な一端を担ったのが、長い伝統をもつ雅楽とその演奏者(楽師)たちであった。旧来の雅楽伝承制度は改革され、楽師たちは西洋音楽を兼修し、近代歌謡をも創出していく。近代国民国家の要請に翻弄されながらも、職業的音楽集団としての矜持をつらぬいた彼らの姿を通して、近代日本音楽の創成期を新たな角度から描き出す。

目次

序章 明治国家における雅楽の位相
第1章 幕末の宮中行事における雅楽
第2章 近代雅楽の創始―明治三年雅楽局設置前後
第3章 幕末維新期の雅楽再編
第4章 近代日本の皇室葬祭と音楽
第5章 明治前期の新しい音楽表現―讃美歌・保育唱歌・唱歌・軍歌
第6章 雅楽伶人の新しい音楽活動―明治十一年の式部寮雅楽課
第7章 近代日本における雅楽音階と儀礼曲・儀式唱歌
第8章 近代雅楽の分岐点―明治三十年の宮内省式部職雅楽部
終章 明治後期から大正・昭和期の宮内省式部職楽部

著者等紹介

塚原康子[ツカハラヤスコ]
1957年生まれ。東京芸術大学大学院音楽研究科博士後期課程修了。現在、東京芸術大学音楽学部楽理科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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