内容説明
四国八十八ケ所の遍路を二度歩いた著者が“無理をしないお遍路”を教えてくれる。
目次
1 遊びへんろ(序 遊びをせんとや;初めての旅はネパール;四国霊場八十八箇所MAP;春遍路;遊びへんろ日記;第一回目の四国八十八ケ所結願;無常を生きる;花へんろ)
2 禅寺の食事(禅寺の食事;フード・シェアリング;伊那谷の風;お地蔵さん;鳥辺野―石川淳『紫苑物語』;信楽―水上勉『しがらき物語』;六甲山麓に“人間”をたずねる小さな旅―大岡昇平『野火』;二上山は大和の影そして―五木寛之『風の王国』)
3 七千年の知恵(屋久島の縄文杉;七千年の知恵;常行一直心―盛永宗興老師のお導き;深夜の比叡山 無動寺谷―人が仏になる一瞬;鈴に聴く;私の宗教観;私の詩の方向―三師に導かれて;中間ランナー、そして渦;失った家;熊野の道;青を求めて―戦後六十年、挫折の連続の中から;詩 まんまるに まんまるに)
著者等紹介
下村和子[シモムラカズコ]
兵庫県西宮市生れ、西宮市・滋賀県野洲町で育つ。現在大阪市在住。日本文芸家協会、日本ペンクラブ、日本現代詩人会、日本詩人クラブ、関西詩人協会各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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