内容説明
米の移出で米価が高騰すると、うっ積していた民衆の不満が爆発する。港町の女たちが創造した闘いの様式と活動力。民衆運動史研究に新たな地平を切り拓く―。
目次
1章 大正七年の女一揆(女一揆には地域性がある;西水橋町の女騒動 ほか)
2章 明治期の富山・新潟の女一揆(明治二十三年の魚津町と「五合米」;「跳ね米」と富豪と貧民 ほか)
3章 江戸期の女一揆と置き米(天明三年の寺泊港;松平定信と女性の移住 ほか)
終章 最後の女一揆(置き米と津留の禁止;港町と女一揆 ほか)
著者等紹介
勝山敏一[カツヤマトシイチ]
1943年、旧新湊市生まれ。会社勤めや学校職員を経て1983年暮れ、桂書房設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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