内容説明
十四歳で海軍航空兵を志願してふるさとを出立。海兵隊、通信学校、鈴鹿・大村・舞鶴の航空隊、鹿児島錦江湾での秘密訓練。そして、エトロフ島ヒトカップ湾から極寒怒涛の北太平洋を行き、断雲浮かぶハワイの空を飛んで、オアフ島パールハーバーに散った命。太平洋戦争開始の日に戦死した、富山県出身の若き雷撃隊電信員。十七歳の彼の人生を今、たどる。団塊の世代が書き送る『戦争』。
目次
序章 友治君との出会い
1章 ふるさと
2章 呉へ
3章 久里浜へ
4章 鈴鹿へ、大村へ
5章 舞鶴へ
6章 鹿児島へ
7章 ヒトカップ湾へ
8章 パールハーバーへ
9章 ブロウホールへ
終章 その後のことなど
著者等紹介
橋本哲[ハシモトテツ]
1949年12月2日生まれ。1975年3月、同志社大学文学部文化学科卒業。高校講師を経て小・中学校に勤務。2007年3月退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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