内容説明
合法ドラッグ、脱法ドラッグ、合法ハーブ、脱法ハーブ…その呼び名にだまされるな!
目次
第1章 危険ドラッグの何がいけないのか
第2章 危険ドラッグはなぜ生まれたのか
第3章 危険ドラッグの脳への作用
第4章 どうしてドラッグをやめられないのか
第5章 危険ドラッグと法
第6章 危険ドラッグの対策
著者等紹介
阿部和穂[アベカズホ]
1963年愛媛県今治市生まれ。東京大学薬学部卒業後、東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。東京大学薬学部助手、米国カリフォルニア州ソーク研究所博士研究員、星薬科大学講師を経て、武蔵野大学薬学部教授。薬学博士。専門は脳と薬(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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中田瑠美
2
批判的に感想を書く。良書ではない。「すべての人が正しい知識を身に着けることが絶対に必要だと確信し本書を執筆することにした」などとのたまっているが、まず大麻の記述の殆どが間違いである。それ以外の記述の間違いで目立ったものは見当たらないが、1つでも間違っているというのはこの手の本ではたいへんまずい。「大麻は主に幻覚賞状を示す」と書かれているが、正確には陶酔感や高揚感である。少し大麻について調べればわかることなのに…。この著者はのちに『大麻大全』も出版しているが、絶対に私は読まない。2019/12/02
新橋九段
1
詳しく様々な観点で書かれておりわかりやすい。化学的な話は少し理解しがたいが。2021/08/14
サリー
1
非常に面白く、225ページ一気読みでした。2016/10/13
図書館おじさん
1
ドラッグの種類や症状などを知りたい人などに向いてるのではないかと。 難しい単語もあるけど、そういう所は読み飛ばしていいと思う。 自分は大麻と麻薬の区別がついてなかったけど、この本で理解できました。2016/06/05
Kentaro Yoshida
0
★★☆☆☆ 随所で化学構造や法律条文が登場するため、読みとばざるを得ない部分が多少あった。しかし、薬物入門として語り口も硬くなくちょうど良い。2021/04/23