内容説明
光と建築の関わりに焦点をあて、アルヴァル・アールトの建築作品を捉え直す。著者自ら体験し撮影した美しい光の瞬間。アールト財団アーカイブに眠る未出の資料等から選び抜いた、光を求めるドローイングやスケッチ、図面、貴重な写真群。様々なヴィジュアルを豊富に収録し、アールトが残した言葉と共に、アールト作品に溢れる光と建築の魅力に迫る、決定的論考。
目次
優しい光(パイミオのサナトリウム;ヴィープリの図書館 ほか)
光と構成(円筒スカイライト;クリスタル・スカイライト ほか)
住宅の光(アールトハウス;マイレア邸 ほか)
光と材料(木材;植物 ほか)
光と闇(サウナッツァロの村役場;労働者会館 ほか)
光と時間(ヴオクセンニスカの教会)
資料編(フィンランドの気候と光の環境;光の系譜 ほか)
著者等紹介
小泉隆[コイズミタカシ]
九州産業大学工学部住居・インテリア設計学科教授、T DESIGN STUDIO、博士(工学)。1964年2月3日神奈川県横須賀市生まれ、1987年東京理科大学工学部建築学科卒業、1989年同大学院修了、1989年~同助手、1998年建築設計T DESIGN STUDIO共同設立(東京、福岡)、1999年より九州産業大学工学部建築学科、2010年4月より現職。2006年度ヘルシンキ工科大学建築学科訪問研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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