内容説明
ヘルシンキを拠点として訪れたフィンランド各地の旅、そしてエストニア、ラトヴィア、ノルウェーの旅の様子を、フィンランド航空日本語版機内誌『ＫＩＩＴＯＳ』各号の掲載記事を再構成してまとめた。
目次
フィンランド（初めての夏、初めての冬；シベリウスの時間―ハメーンリンナ／タンペレ ほか）
エストニア、ラトヴィア（バルト海、栄華の旅；七百年を遡る町―タリン ほか）
ノルウェー（ノルウェーの瀧の下で；坂を歩く。港を歩く。―ベルゲン ほか）
フィンランド（『カレワラ』をめぐる旅；三人の鍛冶屋―ヘルシンキ ほか）
著者等紹介
伊奈英次［イナエイジ］
写真家。８１年初の個展“都市の肖像”以来、国内外の個展、グループ展多数。第４回東川賞新人作家賞受賞。レオポルド・ゴドウィスキー・Ｊｒ．カラー写真賞第２席受賞。作品は、フランス国立図書館、東京都写真美術館をはじめ、各地の美術館に収蔵。０９年“ＥＭＰＥＲＯＲ ＯＦ ＪＡＰＡＮ”で、さがみはら写真賞、カッセル写真集賞を受賞
小原誠之［オハラシゲユキ］
文筆家。株式会社小原事務所代表。企業ＰＲ誌、会社案内などの企画・編集・制作を手がけ、現在は医学、科学、歴史など幅広いジャンルで執筆活動を行う
萩原誠［ハギワラマコト］
デザイン。広告：「Ｋｒｉｚｉａ」「Ｗｏｏｌｍａｒｋ Ｊａｐａｎ」「セゾン」「ハザマ」「ニコル」「ＴＨＥ ＢＯＤＹ ＳＨＯＰ」「フィンランド航空」（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろち
3
かもめ食堂の映画を観てフィンランドに惹かれ、それから7年後フィンランドに行く夢が叶った。本屋さんで見かけたこの本には、その時のフィンランドの思い出と重なる部分があり、美しい写真やフィンランドの静かで美しい様が詰め込んであった。高いし大きな本だし欲しいけどどうしようと思っていたところ、図書館に置いてあるのを発見。数日かけてゆっくりと読み、フィンランドを旅行した時の思い出に浸ることができた。2016/10/22
○△□
1
写真も文章もなにもかも素敵な本。 北欧の雰囲気が手に取るように伝わってくる。 森と湖の国の煌めく四季が閉じ込められていて、 毎晩1エピソードずつゆっくり読んでいきました。 ずっと手元に置いておきたい。2021/05/30
kei
0
☆☆☆☆☆2013/09/02
Shiori Minato
0
フィンランドの紹介本。美しい写真がたくさんあって、旅気分にひたれるし、旅心をくすぐられる。 ああ、行きたいなあ。2013/03/21
Kunihiro Adachi
0
写真や文、紙質もこだわっていて素敵な本だと思います。2012/03/30
