内容説明
学ぶことは楽しい。大人のためのファーストブック。学びを始めるための、学びを知る教科書。
目次
第1章 「学び」を知るためのキーワード(学びって何?;多様化する学校;教科書という書物;地域社会の積極性;活性化しはじめたIT教育)
第2章 考える手引き(外国語×岸本佐知子;数学×小島寛之;科学×森山和道;哲学×池田晶子;心理学×サトウタツヤ)
第3章 教養の手引き(映画×樋口泰人;音楽×小沼純一;文学×豊崎由美;建築×五十嵐太郎;写真×飯沢耕太郎;古典芸能×金原瑞人;占星術×鏡リュウジ;マンガ×伊藤剛)
第4章 実践の手引き(お菓子×いがらしろみ;スポーツ×二宮清純;園芸×ジェラルド・ターフ;絵本×酒井駒子)
第5章 「学び」をはじめるために(学びのヒント;はじめのブックガイド;編集部おすすめ 学びスポット)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kakoboo
14
巷では教養ブームの声も聞こえますが、この本は「どう学ぶか」「何を学ぶか」といった点を考える上で、学びのスタートになるような本だと思います(だから教科書なんでしょうけど)。内容として学術分野、リベラルアーツ分野、実践的分野と分かれており、「幅広く」「楽しく」学ぶことができるのではないでしょうか。個人的には何度も読み返しており、学びにおける原点のような本です。 それにしてもプチグラさんの本はやはりどれもいいですね。今年はどうも出版がないみたいですが… 2015/08/24
浦井
5
学びとは何かから始まり、様々なジャンルの人が来歴や学問の特徴を語っている。この類の本にしては珍しくお菓子・占星術・マンガ・園芸・絵本などが取り上げられている。インタビュー形式のためわかりにくい部分があり、注釈が過剰なところも気になるが、広く学びを捉えられる一冊。2015/09/30
ペミカン
3
最近 図書館の「雑記」の所に目が行く。これも何となく手に取った本だが、もう17年ほど前の出版だった。 大人になって学ぶ楽しさを知る・・中味は、色んな分野の達人たちの話。結局やっぱり<ひと>なんだなぁ~と思った。2025/03/27
kent6201
3
B 飛ばし読み。様々な職業の人が「どのような来歴でかつ学習してきたのか」、「その分野について知識を広げるならおすすめの教材の紹介」、の本。2015/02/03
Kunio Hanaoka
3
学ぶとはどういうことかを、さまざまな職業の人が自分を振り返ってつぶやいている本。本来の学びとはどういうことか、よくわかる。学びのおもしろさに気がついている人と、そうでない人の差は大きいと思う。どうせ生きるなら楽しく生きなくては。2014/05/14