感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花林糖
13
19世紀英国の童話。作者がリチャード・ドイルの画集から物語に合うように、絵を勝手に並べ替えて使用した。髪の長さや服装が違ったりという箇所がある。って、凄い面白い。突っ込み所のある妖精ファンタジーで、絵も物語も好みで楽しく読めた。2016/02/14
メイロング
3
リチャード・ドイルの絵を組み替えて、アンドリュー・ラングが一本お話をこしらえたという作り。物語の中身は、よく知っている物語の断片が散りばめられていて、コラージュな面を併せ持っているようだ。全三章構成で、最終章が物語のたがをガッチリ固めていて、読み所。絵は古いイギリスの絵本っぽく、その特徴は現代のセンスでも受けそう。文章の補佐的な役目を与えられる挿絵なのに、もともと物語ありきの挿絵じゃないから、前の絵と次の絵で、王子も王女も、微妙に姿が違うことなんてザラ。このブレが面白いか、気持ち悪いかは読者しだい。2011/02/13
栞奈
1
絵本を久しぶりに読んだ。子供向けではなく大人向けの絵本かな。2015/01/28