内容説明
マーケター・経営者が知らない男性とはまるで違う女性ならではの消費者心理。最新の脳科学、心理学、社会学に基づいた戦略&テクニック。
目次
イントロダクション 女性を理解するものがビジネスを制する
1章 女性は金の鉱脈―ビジネススクールでは教わらないこと
2章 男女の違い、五つのポイント―脳の性差からわかること
3章 女性の買い物を変える五つの世界的トレンド
4章 女性の心をつかむ商品をどう生み出すか
5章 女性にアピールするマーケティングとは
6章 最後の一歩―販売の現場に必要なもの
7章 未来は女性である―知識をビジネスに活用するために
著者等紹介
ブレナン,ブリジット[ブレナン,ブリジット][Brennan,Bridget]
フィメール・ファクターCEO。女性消費者にアピールするビジネス戦略のパイオニアとして、ジョンソン&ジョンソン、ピザ・ハット、ユナイテッド航空など数々の世界的大企業と契約し実績を重ねる。講演家としても活躍しつつ、ノースウェスタン大学の大学院で教鞭をとるほか、ケロッグ経営大学院でも講義を持つ。現在、シカゴ在住
谷川漣[タニカワレン]
1959年和歌山県生まれ。東京大学文学部卒業後、出版社勤務を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犬こ
18
家も、車も、シャンプーなどの日曜雑貨も、最終的には女性の意見が大きく左右され商品購入されるケースが多かったりします。男性向け製品と思われるものも、女性の気を引くマーケティング戦略も考慮してみることは大事な着眼点かと感じました。メモ書きも多く取った為になる一冊。2017/04/24
うちこ
8
書店のビジネスフロアで読みはじめたら目が釘付けになり、手元に置きたくて買いました。自分をいたわるために買いたくなりました。 女性の社会心理について多くの文字数が割かれており、マーケティングの手法よりも、それ以前の現実の捉え方に「それな!」と思うことが多くて。 15年以上前のアメリカの本なので手法のところは古いのですが、中盤にインドと中国の女性たちを切り出した章があり、アジアの大国とのギャップもしっかりおさえられています。脳の性差についてわかってきたことが簡潔にまとめられているのもすばらしいです。2023/10/26
ふわとろ
3
仕事で女性客が多い為、参考に手に取った。この類の本は、類書も多数あるので新鮮味はなかった。ただ、理解するのと、それを活用して実行するのとでは雲泥の差があるから、頭にインプットしたい。女性心理も詳しく書かれていて読み物としても楽しめた。2013/06/02
ゆき
2
実は世の中の消費行動のほとんどに女性が意思決定を下している。にもかかわらず企業のCEOやマーケティング担当者は男性ばかりで、見当違いの販促活動を行ってきた。女性の脳と男性の脳には明らかな違いがあり、そのため消費行動もその後の行動もちがう。男性は競争を好み、商品の仕組みに興味をもつが、人類学的にも女性は子育てや情報交換に多くの時間を割いてきた為、商品には「それを持つことによって周囲にどういい影響を及ぼすことができるか」などの利点を求めている。また商品の仕組みではなく、効果について大きな関心があるらしい。2013/03/18
エイチロ
2
女性向けマーケティングの本となっていますが、女性と男性の基本的な考え方の相違が詳しく書かれていて、思わず納得してしまいます。たしかに奥さんの考え方とか行動は、書かれている通りですし、男性の基本行動もあたっている。この部分は万国共通みたいですね。おそらくホルモンによる脳の発達過程での差異が引き起こしているみたいですね。 もちろん、女性思考でのマーケティング論も勉強になります。1冊で女心(男心)と女性向けマーケティングを学べる2度おいしい本です。2013/02/20
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