内容説明
資金調達、人材採用、売り込み、ブランド構築、口コミマーケティング…。全米屈指のベンチャー・キャピタリストが、成功する計画の立て方、実行のしかたを伝授。知りたかったノウハウがここに。
目次
第一歩(エンジン始動の奥義)
明確化(ポジショニングの奥義;売り込みの奥義;事業計画作成の奥義)
活性化(自己資本経営の奥義;人材採用の奥義;資金調達の奥義)
成長(パートナーシップの奥義;ブランド構築の奥義;事業拡大の奥義)
責務(気高き事業遂行の奥義)
著者等紹介
カワサキ,ガイ[カワサキ,ガイ][Kawasaki,Guy]
アップルコンピュータ社の草創期にアップルフェロー(特別研究員)としてマッキントッシュの成功に寄与。その後も、さまざまなPC企業を設立し、講演家としても名を馳せる。スタンフォード大学で学士号、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)でMBAを取得。バブソン大学の名誉博士号も持つ。現在、ベンチャーキャピタル、ガレージ・テクノロジー・ベンチャーズCEO
三木俊哉[ミキトシヤ]
1961年生まれ。京都大学法学部卒業。会社勤務を経て、主に産業翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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イノベーター
7
起業はマニュアルを読めば成功するような類のものではないのですが、ここまで細かく書いていれば、すべて従えば成功しちゃうような気もしてきます。著者のガイ・カワサキはベンチャーキャピタリストでもあるので、100%このマニュアルに従っていれば少なくともお金は出してくれそうです。マニュアルに従うには相当気合がいりますが。 http://www.4-de.net/changebook/?p=5642014/03/01
Yasutaka Hori
2
具体的、言い方を変えれば生々しいアドバイスが多く、現実直視をさせてくれる。ブランド構築やプロモーションのためのTシャツ作りの際のフォントの大きさまでは細いけど笑 投資家へのアピールの仕方だけでなく、「自己資本でも構わない」、事実マイクロソフトやアップルは自己資本であったことは発見。BOLDにもあった、「顧客からフィードバックを求める」に近い話として、エバンジェリストを作る(彼らが製品の拡散に一役買ってくれる)努力など、ある意味顧客とのコミュニケーションは試作の段階で始まっている。2017/04/18
Kosmos
1
「提携や販売で、取引を実現させたければ、奮闘努力しなければならず、相手が2割、自分が8割の努力を担わなければなりません。メンツは捨てることです。」、「お金の掛からない口コミブランディングを望みなら、ただ人が理解できるユーザーインターフェースづくりに時間と労力を費やそう。」、「場数が内容を育む。売り込みに慣れ親しんだときにこそ、その効果は最も高まるものだ。慣れ親しむのに近道はなく、何度も繰り返すのみだ。」とのことで、ユーザインターフェースをシンプルにすることを重視し、繰り返し、設計、実験、再検証を行う。2016/10/12
zerobase
1
起業に限らず企画書を書くとき手元に置きたい2009/10/02
kouzou
1
★★義理あって今頃読んだけどガイ節炸裂の快著だった。書名は確信犯でしょうねえ2009/09/11