内容説明
牧師は問う。―町がなくなったのだ。人間が住めない大地が広がったのだ。2011年3月11日からの放射能汚染を記録する。
目次
菅澤さんは訴えます
1・17、3・11、そして今(菅澤氏と私―はじめにかえて;種々の形をとる犠牲のシステム;二つの震災;人間が作った社会の仕組みは、人間の手で作り変える必要がある;結びに代えて―カタツムリの速度で)
東日本大震災、そして原発の爆発―その滅亡に直面した瞬間から、一人の牧師が考え続けています(阪神淡路大震災、東日本大震災、そして福島原発事故;1月17日5時46分の地震について;原発爆発、人の命が軽んじられています;とにかく現地へ;これだけの情報では…分からない ほか)
著者等紹介
菅澤邦明[スガサワクニアキ]
1944年富山県生まれ。政治・思想・宗教を熱く生き、黒のTシャツが「制服」の市井の人
新免貢[シンメンミツグ]
1953年沖縄県生まれ。宮城学院女子大学一般教育部教員。文献資料に基づいて初期キリスト教思想をとらえ直し、時代に対応したキリスト教の再構築を展開する異色の研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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