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内容説明
1969年4月、連続射殺事件の容疑者として19歳の少年が逮捕された。獄中からの叫びは、人々のこころを揺さぶった。1997年8月1日、神戸児童殺傷事件の少年が逮捕されてから1か月後、永山則夫は死刑に処せられた。「本の印税を日本と世界の貧しい子どもたちへ、特に、ペルーの貧しい子どもたちのために使ってほしい」。「遺言」からつながったペルーの働く子どもたち。貧困の中で助け合い、自立し活動する子どもたちがいる。「私たちは永山に感謝する。しかし、私たちは永山にはならない」。少年事件、死刑制度、南北問題、永山則夫がのこしたメッセージとは―。
目次
第1章 ある遺言のゆくえ(死刑囚の遺言;事件‐裁判 ほか)
第2章 東京シューレナソップ訪問記(ペルー・ナソップ訪問の日程;ナソップとは ほか)
第3章 遺言がつなげる「希望」(永山則夫を身体で理解したペルーの働く子どもたち;小さな働き者たちとの草の根連帯をめざして―在日ペルー人労働者の現状から ほか)
第4章 永山則夫の歩いた道・遺した道
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