ぼくとジムランの酒とバラの日々

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  • サイズ B6判/ページ数 333,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903186795
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

内容説明

全国からファンが足繁く通うという岩手県一関市のジャズ喫茶「ベイシー」。店主である菅原正二が全人生を捧げた「音」の探究はいつしか、オーディオと、そして自分自身と向き合い続ける彼の壮大な哲学を生み出していく。ユーモア溢れる圧倒的な筆致で綴られた、唯一無二のオーディオ・エッセイ。カラーで解説する「巨星カウント・ベイシーが歩んだ栄光のレーベル物語」を新録した、完全保存版。

目次

一枚のレコード
ベイシー・サウンドの夜明け
テキサス・スタイルの岩崎さん
375のホーンレンズはトタン屋根!?
音は見るもの
もっと低音を!!
スピーカーに喋らせろ!!
カウント・ベイシーの場合
菅野沖彦参上!
音を取り次ぐ〔ほか〕

著者等紹介

菅原正二[スガワラショウジ]
ジャズ喫茶ベイシー店主。1942年生まれ。早稲田大学在学中、「ハイソサエティー・オーケストラ」のバンドリーダーとして活動。「チャーリー石黒と東京パンチョス」のドラマーを務めたのち、1970年に岩手県一関市にジャズ喫茶「ベイシー」を開店。独自のジャズ、オーディオ論で書籍、新聞、雑誌などへの執筆多数。ジャズ・アーティストたちとの親交も厚く、イベントプロデュースほか、ジャケット写真等も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Galilei

8
Jazzファンの例にもれず、レコード時代にはジャズ喫茶を徘徊した。いいプレイに、いいハイファイは超ゴキゲン!そんな音に近づこうとすると、本書のように、まずはJBLスピーカーと向き合うことになり、私も金はなかったが小さいセット。そんな時代、JAZZ雑誌に、本書のジャズ喫茶『ベイシー』の噂がチラホラ掲載。中々行けない岩手の一関、孤高の奮闘に羨望だった。本編でその一部始終が赤裸々に明かされて、1トンのスピーカーにおったまげた。ビッグバンドの最高峰・早大ハイソサイティのドラマーだった筆者の耳は、楽器そのものだ。2021/07/22

イッケ

0
「音楽は終わると、空中に消えてしまう。もう一度取り戻すことはできない」と言って死んだエリック・ドルフィー(1964年6月2日録音の『ラスト・デイト』に収録) カウントベイシーの「ベイシー・イン・ロンドン」を聴いて人生がきまったようなもの 路の左手に鉄筋コンクリート造宝物殿、右手にはただの山を見て 「レフトは、人間が造ったものだが、ライトは神が造ったものだ」   ハリージェームスのトランペットがすごいのは、低音から高音まで音の太さが変わらない『ハリー・ジェームス・イン・ハイファイ』 ジョニー・ホッジス2010/04/17

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