内容説明
谷風・小野川が初めて横綱土俵入りを披露してから、二〇〇年以上にわたる相撲の歴史を新聞的見出しと貴重な写真、記事で振り返ります。常陸山、太刀山ら明治・大正期の名横綱から、激動の昭和を彩った双葉山、栃若、柏鵬、輪湖。平成の大横綱千代の富士、貴乃花。そして朝青龍、白鵬まで。名力士、名勝負が甦ります。
目次
第1章 江戸勧進相撲 小屋掛け時代(寛政元年~明治41年)(谷風・小野川横綱誕生!!;谷風急死 ほか)
第2章 国技館開館 東西合併から双葉山時代(明治42年~昭和20年)(国技館開館;新橋倶楽部事件 ほか)
第3章 終戦、栃若~柏鵬時代(昭和21年~46年)(初の優勝決定戦;千代の山横綱返上か!? ほか)
第4章 人気支えた貴ノ花、輪湖~千代の富士時代(昭和47年~平成3年)(つき手・かばい手どっち?;高見山史上初外国出身力士V ほか)
第5章 空前の相撲ブーム。外国出身力士の台頭(平成4年~20年)(貴花田初賜盃;ヨコヅナ曙誕生 ほか)
著者等紹介
荒井太郎[アライタロウ]
1967年東京都杉並区出身。フリーライターとして相撲の取材を中心に、プロレスや野球関連本にも寄稿。落語、ジャズ、ロックなどにも精通する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Gen Kato
1
これは面白い試みの「スポーツ史」のシリーズ。年表的な事柄を読みやすく網羅。ざっくりとした流れを確認するには最適です。デーモン小暮閣下の「200年連載コラム」もキャラを生かしていてイイですね。2014/04/08
Tomomi Yazaki
1
A級 吉田司家が谷風と小野川に横綱免許を皆伝してから、白鵬と朝青龍の横綱対決までの相撲の史実を余すところなく新聞形式で細かく綴っている、相撲ファン必携の書。
石橋
0
ちょっと物足りないかな。大相撲の歴史何百年を目の当たりにしている閣下のコメントが無駄にほのぼのしている。2009/08/27