内容説明
近代哲学の父が語る古典的女性観。これは不快な文章なのか、得心する告白なのか、それとも女性賛美か。
目次
女について
昭和二十七年版 訳者解説
ショーペンハウェルの『女について』
おまけ対談 挿画と造本について―東海林ユキエさんと鍋を囲んで語る/訊き手横山茂彦
著者等紹介
ショーペンハウェル,アルトゥル[ショーペンハウェル,アルトゥル] [Schopenhauer,Arthur]
1788年~1860年。ドイツの哲学者。一般には厭世思想の持ち主として知られている。特に一九世紀末にドイツで持てはやされ、非合理主義の源流とも言われている
石井立[イシイタツ]
1923年、神奈川県出身。編集者、翻訳家。1946年、京都帝大卒。1964年没(享年40歳)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
双海(ふたみ)
11
以前、角川文庫版で読んだときに衝撃的だったな。2024/08/05
hikarunoir
7
時代社会を勘案すれば「類」分析は当を射て、特定階層に対し母との確執が根の揶揄が見え隠れ。結局彼も男なればこそ書き得たのだが抑制は効いている。2021/02/02
mtht
3
過去に投稿された感想をみましてなんとも言えない気持ちになったのでトボトボ筆を取って書こうと思います。本書はショーペンハウアー『女について』という小編です。『Parerga und Paralipomena』に入っているもので、そもそも日本の岩波文庫等で親しまれるショーペンハウアーの著作はおおよそこの、日本では『随感録』だとか『余録と補遺』とか、『補遺と余録』だとかいろいろ訳されているこの本に入っています。というありきたりな説明をとりあえずしまして、このままだとミソジニーと思われかねないので弁解の方を。2025/01/25
ロバーツ
0
シンデレラの挿絵付き。2025/01/03
ロバーツ
0
旧角川文庫の本。2024/12/16