内容説明
「真理」と「自由」をめぐるアーレントの思考に決定的な影響を与えた二人の「師」。「暗い時代の人間性について」「八〇歳のハイデガー」研究者必読の論文二篇を収録。
目次
暗い時代の人間性について(「自己」への逃避と「運動」の自由;「暗い時代」の人間本性;「内的移住」の限界;「心理」と「友情」)
八〇歳のハイデガー
著者等紹介
アーレント,ハンナ[アーレント,ハンナ] [Arendt,Hannah]
1906‐1975。ニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチ教授。政治思想
仲正昌樹[ナカマサマサキ]
1963年、広島県呉市出身。1996年、東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。1995~1996年、ドイツ学術交流会給費留学生としてマンハイム大学に留学。帰国後、駒澤大学文学部非常勤講師(哲学・論理学)などを経て、2004年、金沢大学法学部(現法学類)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。