ラフカディオ・ハーンの耳、語る女たち - 声のざわめき

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  • サイズ 46判/ページ数 400p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903127354
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0095

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

瀬希瑞 世季子

6
著者のこれまでのハーン論を加筆修正して再録した著者のハーン論の集大成となる一冊。ハーンとはまず「耳」の人であり、その稀有な聴覚を持って「声のざわめき」を聴き取り、身体で近代化の渦中にある日本を感じ取った。雑音として抑圧されてしまう音に敢えて耳を傾け、耳本来の受動性にすべてをゆだねたハーンだからこそ、「女の記憶」を「男の図書館」に媒介する役割を果たすことや、「生者の群れ」と「死者の群れ」のざわめきの狭間で引き裂かれる「耳なし芳一」の物語を書くことを可能にしたのだ。2024/12/13

湯豆腐

3
比較文学研究者によるハーンに関する論考集。発表年が1990年代から2020年代までバラバラなので、特に後半はテーマに統一を欠く印象を受けた。それでも、ハーンについては『怪談』のイメージしかなかったので、来日以前のアメリカ南部やマルチニーク島での活動や、熊本・神戸時代のジャーナリストとしての面などを知れて面白かった。死後蚊に生まれ変わることを「食血餓鬼」と表現するのは、ヴァンパイアの訳語として「吸血鬼」よりかっこいい。「耳なし芳一は三角関係の物語である」には、私もそう思ってたよとうなずいてしまった。2024/11/16

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