内容説明
職場の共同性をどんどん切りつめていく理不尽な圧迫を、私たちは、どのように押し返せばよいのだろうか。本書は、飯場の一人ひとりの労働者が置かれた関係性に注目し、この問いに迫る。どういうルートで飯場に入るのか、どんな労働条件で仕事をするのか、どんな暮らしをおくるのか、どのような人たちと出会い、そして飯場を出て行くのかを、「僕」の飯場体験にもとづいて詳しく描き、考え抜いている。
目次
人夫出し飯場のエスノグラフィー
飯場の生活
飯場の仕事(寄せ場→飯場;求人広告→飯場)
飯場の労働文化
つくられた「怠け者」、排除の檻
「怠け」の役割、排除の構造
不寛容なコミュニティ―淘汰と選別
著者等紹介
渡辺拓也[ワタナベタクヤ]
1979年生。北九州市立大学文学部人間関係学科卒業。大阪市立大学大学院文学研究科人間行動学専攻後期博士課程を単位取得退学。2014年3月、大阪市立大学大学院文学研究科にて博士(文学)の学位を取得。現在、大阪市立大学大学院都市文化研究センター研究員、および特定非営利活動法人社会理論・動態研究所研究員。専門は労働社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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