抵抗と亡命のスペイン語作家たち

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  • サイズ B6判/ページ数 294p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784903127200
  • NDC分類 960.2
  • Cコード C0098

内容説明

スペインのフランコ体制、ラテンアメリカの軍事独裁政権、キューバのカストロ体制など、スペイン語圏では繰り返し、権威主義的政治体制が台頭している。この体制の専横に苦しんだ作家たちは、その経験をどのように表現し、権力への抵抗につなげていったのか。苦境のただ中で創作をつづける作家たちの活動を紹介する。

目次

第1部 権威主義的政治体制の成立と作家たち(三大独裁者小説とガブリエル・ガルシア=マルケス;スペイン内戦と小説;カストロ体制とラテンアメリカの作家たち)
第2部 自由を求める作家たち(政治と幻想の交差―フリオ・コルタサルと社会参加;独裁vs性と笑い―レイナルド・アレナスの挑戦;痛みを価値あるものへ―フアン・ヘルマンの闘い;暴力に押し潰された声の遁走―オラシオ・カステジャーノス・モヤの小説)

著者等紹介

寺尾隆吉[テラオリュウキチ]
1971年生。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。フェリス女学院大学国際交流学部准教授。専門はラテンアメリカ現代小説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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