感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
60
1969年に元版が刊行で、2005年に阿佐ヶ谷の「よるのひるね」が復刻したもの、長尾先生が元本で、南北朝時代の「婆娑羅」族について、詳細に解説をしているが。バサラ族は京都に３００人がいて、セミヌードの女性も多くまざっており。将軍に京から追われて、３００人が関東に旅をして移ったとある。私の知る「婆娑羅」の説明で、聞いたことがない話が多いのだが、どこまでソースがある話なのだろうか。2022/03/11
sin
8
懐かしいイラストに惹かれてコットンさんにお借りしました。ふっ古い、当時臭がプンプンするストーリーに圧倒された。室町の婆娑羅と、昭和のフーテン・ヒッピーをイデオロギーの面で比較する訳ではなく婆娑羅をイラストの手段として取り入れてオリジナリティーを押し出しているところが作為的だ。2013/08/02
はな
5
1968年日米安保で日本が揺れていた熱い時代に出版されたイラスト+ストーリーのイラストーリー本。著者の長尾みのる氏は日本初のイラストレーター。全篇に当時のサイケデリック、フーテン、アンダーグラウンド、新宿騒乱といった時代の雰囲気が満載だ。当時の学生は権力に果敢に立ち向かい、デモを繰り返して革命を起こそうとした。一方でマリファナをやり薄明かりの中で幻覚を見てサイケに目覚め、セックスに没頭した自由人が沢山現れた。そう、彼らをバサラ人間と捉えて、綴った荒唐無稽なストーリーとイラスト。めっちゃ懐かしかった。2020/03/17
本 読むぞう
2
一周回ってすごくおしゃれで新しい印象です。2013/04/26
UG akasaka
0
バサラ人間読了。今読んでも新しい！面白かったです！2012/10/16
