出版社内容情報
d design travel KAGOSHIMA
鹿児島は、大きな島であり“舟”のよう。
目の前に広がる海の“向こう”に、豊かな未来を夢見てきた鹿児島人。町と町、島と島の個性が外と行き交い、他にはない、県で一つの大きな文化をつくってきた。時代というあらゆる波を超え宇宙とだって交信する“海洋国家SATSUMA”。どっしりとした桜島に見守られながら、日本を牽引する“舟”のようだ。
海を渡ってきた技術を独自で発展させ、近代化を果たした鹿児島の栄光に見られるように、「しょうぶ学園」の自由な創作もまた、常識という“海”を越えた先進的なアートでした。リニューアルにあたり、前号の翁長ノブ子さんの作品と、今回、濱田幹雄さんの作品が融合する、工房のドアに描かれたミックスアートに注目。情熱的な海に浮かぶ島のような、舟のような、そんなグラフィックを「鹿児島号」の表紙としました。
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B5判変形192ページフルカラー日本語/英語のバイリンガル表記
日本中がデザインに関心を持ちはじめました。各地の作り手は若返りはじめました。さて足りないものは、と考えた時、「観光」が若返ってないことに、発行人ナガオカケンメイは気づきました。デザインに関心を持つ人は、現場を訪ねる旅をするときも、デザインの視点で“その土地らしい”宿やギャラリー、カフェや工房を訪ねます。情報満載の旅行雑誌ではなく、D&DEPARTMENTの感覚で確かめ、10年後も継続する生命力と、地場からのメッセージをしっかり持っている場所を紹介していく、デザイントラベルガイドシリーズです。
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