シェール革命―夢想家と呼ばれた企業家たちはいかにして地政学的変化を引き起こしたか

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シェール革命―夢想家と呼ばれた企業家たちはいかにして地政学的変化を引き起こしたか

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  • サイズ A5判/ページ数 485p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784903063935
  • NDC分類 568.8
  • Cコード C0030

内容説明

2010年頃から本格化したシェール革命によって、米国は自国の地中深くにある原油・天然ガスを利用できるようになり、瞬く間に「エネルギー大国」となった。米国が中東の原油に依存する必要がなくなったことは、世界情報に多大な影響をもたらした。米国産シェールに対抗すべく、サウジアラビアとロシアが手を組んだ「OPECプラス」の設立、米軍のアフガニスタン撤退、ウクライナ危機…。激変の引き金となり要素となった「シェール革命」を成し遂げたのは、しかし、当初“夢想家”と嘲笑されていた、無名の企業家たちだった。彼らは時に破綻寸前になりながら、並外れた執念、豪胆さ、革新力で、前人未踏の事業を成功に導いていく。地政学的変化を引き起こした“偉大なる山師たち”の、波乱万丈のストーリー。

目次

第1部 突破口(ジョージ・ミッチェル、ただ会社存続のために;移民の息子;フラッキング;新技術をいち早く;オイルショックに救われる ほか)
第2部 競争(共同創業者;トム・ウォード、不遇な環境から;オーブリー・マクレンドン、名家の一員;手を組む;株式公開 ほか)

著者等紹介

ザッカーマン,グレゴリー[ザッカーマン,グレゴリー] [Zuckerman,Gregory]
ウォール・ストリート・ジャーナル紙の特別ライター。ノンフィクション作家。経済・金融ジャーナリストの最高の栄誉とされるジェラルド・ローブ賞を3度受賞。『シェール革命―夢想家と呼ばれた企業家たちはいかにして地政学的変化を引き起こしたか』の原著は、フィナンシャル・タイムズ紙、エコノミスト誌、フォーブス誌の3紙誌によって“年間ベストブック”に選出された。妻と2人の息子とともにニュージャージー州に在住

山田美明[ヤマダヨシアキ]
英語・フランス語翻訳家。東京外国語大学英米語学科中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

89
多少,業界に関わった者としてシェール・オイル/ガスについては知っていたが、これ程のものとは!米国が石油や天然ガスの輸入国から輸出国に劇的に立場を変える地政学的変化の経緯や内幕を初めて知った。企業家の飽くなき夢の追及と巨万の富の蓄積と喪失の物語。シェール(頁岩)は固く緻密で油ガスを含有していても取り出すことはできないと昔から考えられていた。ところが独立系の企業家ジョージ・ミッチェルというオヤジは長年、テキサス北部にあるバーネット・シェールという頁岩層から天然ガスを採取しようと執拗に挑戦していた。⇒2022/04/27

kenitirokikuti

8
図書館にて。簡単に流し読み。原著は2013年刊行、2014年に増補ペーパーバック版。増補で特に触れられているのはロシアによるクリミア併合であり、この邦訳の発行は2022年4月、解説の日付は2月、原書刊行以後の関連事項には2022年2月24日ロシアがウクライナへ軍事侵攻、3月にアメリカ産WTI原油先物や欧州天然ガス価格の高騰、まで▲アメリカの石油輸入依存度は2006年の66%から2020年の4%まで低下。天然ガスも同様で純輸出国になっている。ただし石炭発電が大きくシェアを失う。中西部にダメージ。2022/08/24

ゼロ投資大学

2
シェール革命はアメリカ史における大きな転換点となった。1900年代後半から自国内で採れる地下資源が減少していた米国で、岩石から原油や天然ガスを抽出する技術は悲願であった。多くの諦めない企業家たちのチャレンジによって、アメリカに眠る多くの地下資源が取り出せるようになり、輸入に頼っていた資源戦略は転換された。自国内でエネルギー資源を賄えることは、アメリカの国際的な地位をさらに確かなものにした。2023/09/14

こけこ

2
シェールの起業って、こんな背景があったんだって知りました。シェールガスは聞いたことがあったけれど、シェールオイルは知らなかったので知識が深まりました。温暖化の問題もあり、今後も注視していきたい分野です。2022/10/07

takao

2
ふむ2022/07/18

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