ヘッジファンド―投資家たちの野望と興亡〈1〉

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ヘッジファンド―投資家たちの野望と興亡〈1〉

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  • サイズ B6判/ページ数 304p
  • 商品コード 9784903063546
  • NDC分類 338.1
  • Cコード C0033

内容説明

悪の拝金者集団か?市場の機能不全をただすリスク管理の達人たちか?世界経済を動かす謎多き組織を徹底取材。その誕生から現在までを生き生きと描く、小説より面白い実録ヘッジファンド通史。ジェラルド・ローブ賞受賞作。

目次

序章 アルファをめぐる競争
第1章 ビッグ・ダディ―A.W.ジョーンズ
第2章 ブロックトレーダー―M.スタインハルト
第3章 ポール・サミュエルソンの秘法―コモディティズ・コーポレーション
第4章 錬金術師―G.ソロス
第5章 番長―J.ロバートソン
第6章 ロックンロール・カウボーイ―P.T.ジョーンズ
第7章 ホワイトウェンズデー―ソロス+S.ドラッケンミラー対イングランド銀行
第8章 ハリケーン・グリーンスパン―債券市場危機とスタインハルトの退場

著者等紹介

マラビー,セバスチャン[マラビー,セバスチャン][Mallaby,Sebastian]
ジャーナリスト。オックスフォード大学で近現代史を学んだのち、英国『エコノミスト』誌の記者となる。南アフリカ共和国のアパルトヘイト撤廃時の取材、日本特派員、ワシントン支局長等を歴任。その後、米国『ワシントン・ポスト』紙の編集委員に。現在は『ニューヨーク・タイムズ』『フィナンシャル・タイムズ』紙等に寄稿しながら、外交誌『フォーリン・アフェアーズ』の発行元として知られる米国の非営利団体・外交問題評議会の上席研究員も務める

三木俊哉[ミキトシヤ]
企業勤務を経て、翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

koji

2
本書は、A・W・ジョーンズから始まり、ビッグスリー(Mスタインハルト、Jソロス、Jロバートソン)、ジュニアスリー(Bコフナー、Rベーコン、PCジョーンズ)の興亡を、ブラックマンデー、ポンド暴落等歴史的なイベント時の彼らの行動を詳細に描く大河ドラマです。本書の核心は、ヘッジファンドの効率的市場理論への挑戦にありますが、併読している「ファスト&スロー」(Dカーネマン)の行動経済学と深く結びついており、深く納得してしまいます。そしてソロスの項で登場したCポパーですね。「開かれた社会とその敵」が読みたくなりました2013/05/11

nori

2
This book is historical documentary for people in early stage of hedge funds. I expected hint or reference to get 'more money than god'. It is true that Jewish funds are earning huge money in current Japan's stock trend. Why not Japanese joint it. 2013/03/06

メルセ・ひすい

2
マネーゲームの創始者A・W・ジョーンズはマルクス主義労働者学校OB.遅咲き48歳でヘッジファンドを組成した。「ロング」「ショート」のカラ売りのバランスとレバレッジ。そして、同じ手法を債権、先物、スワップ、オプションを複雑に絡ませた戦略ブラット・フォームを発明した。頭脳賭博的投資組織だ。成功報酬は、一獲千金の強力なインセンティブとなる。世界経済を動かす謎多き組織を徹底取材。その誕生から現在までを生き生きと描く、小説より面白い実録ヘッジファンド通史。経済に関心のある人なら気軽に読める。ジェラルド・ローブ賞。2012/12/13

puapua

1
ヘッジファンドの歴史を、その時代に活躍した人物を焦点を当てながら回顧した作品。具体的な取引手法などは、平易に書かれているため読みやすいと思う。かの有名なジョージ・ソロスによるポンド売りの章は読みごたえがある。個人的に好きだったのはP・T・ジョーンズかな。2013/02/22

ばぶでん

1
自分は効率市場仮説の信奉者だが、効率市場仮説が前提としている市場参加者像とソロス氏らヘッジファンド側が捉えるの市場参加者像を比べると、確かにヘッジファンド側の見方の方がより現実に近いと言わざるを得ない部分があり、とても勉強になった。再帰性の考え方に基づき、実際に巨額の投資をし、驚くべき収益をあげたヘッジファンドの先端性は大したものだと思う。自分は、(素人の少額投資家にしかすぎないものの)色々な本を読んで効率市場仮説に行き着いたが、上には上があると思い知らされた。大変興味深く読めたし、Ⅱ巻もとても楽しみ。2012/11/30

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