内容説明
大学三年生のマイは特許事務所でアルバイト中。マイの仕事は「個性的な特許を見つけること!」。仕事を通じてマイは「特許とは何か?」を学んでいく…。ビートたけし、大前研一、孫正義、ホリエモンの発明や、話題のiPS細胞特許も登場。
目次
1章 マイ、「発明とは何か」を知る
2章 マイ、「どんな発明が特許になるのか」を知る
3章 マイ、「特許を受けられる者」について知る
4章 マイ、「特許情報の調査」について知る
5章 マイ、「出願から登録まで」について知る
6章 マイ、「特許権の成立後」について知る
7章 マイ、「外国でも特許を取る方法」を知る
著者等紹介
稲森謙太郎[イナモリケンタロウ]
1970年東京都生まれ。弁理士資格を持つ科学技術ジャーナリスト。米国公認会計士でもある。横浜国立大学大学院工学研究科博士前期課程修了(工学修士)。大手電気機器メーカーに入社し、ソフトウェア関連発明の権利化業務、新規事業領域における戦略的提携の立案、グローバル研究開発の企画推進などに携わる。2001年から2008年にかけて米国カリフォルニア州(シリコンバレー及びロサンゼルス近郊)に居住。執筆活動のほか、大阪大学や立命館大学にて講演を行うなど、技術・法律・会計・語学の知識を生かして活躍している。弁理士試験・米国公認会計士試験ともに、わずか1年半の学習で最終合格した難関試験突破の達人でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
10
特許の仕組みを実際の事例をもとにストーリ仕立てで説明した本です。取り上げている事例がタレントさんや事件になったものなど変わったものが多く飽きずに読み進めることができました。2015/04/25
りょう
8
主人公がJDである必要性云々の議論はおいといて、帯に書いてある『楽しくわかる特許入門ノベルス』の役割は果たしていると思う。iPS細胞や青色LEDなど、話題になった事柄をベースに特許について広く学ぶことができる、取っ掛かりとして良い本かな。2013/12/09
zen1ro
7
なんとなく どこかで見たよな 表紙だが 中身はしっかり。 興味深い。2011/09/10
まき まこと
6
わかりやすくポイントを押さえている良書だと思います。 でも、ストーリーには無理があるかな。まあ、特許のことがわかればいいんですけど。2014/05/11
多分、器用です
6
特許に関していろんなことが面白く分かる。入門書としてもいいし。著者の皮肉も面白い。特許が簡単検索できることもこれを読むまで知らなかった。2013/04/02