内容説明
現役幹部が明かす秘密結社の素顔。「世界を陰で支配する」と噂される秘密結社、フリーメイソン。そうした陰謀論とは無縁な実像を、最高位階の現役メイソンが丁寧に描き出す。
目次
第1部 フリーメイソンリーの基本的な組織構成(フリーメイソンリーとは何か;友愛結社フリーメイソンリーの誕生;アメリカのフリーメイソンリーの始まり;アメリカにおける近代フリーメイソンリーの出現;アフリカ系アメリカ人のフリーメイソンリー;フリーメイソンリーの正規性)
第2部 “東方の星”“ヨーク儀礼”“古代公認スコットランド儀礼”(女性とフリーメイソンリー;“ヨーク儀礼”;“古代公認スコットランド儀礼”)
第3部 より高いところを目指し、娯楽に興じ、より多くを行なう(まだまだある、フリーメイソンリー系の組織や団体;フリーメイソンリー系の“娯楽”組織と、青少年向けのグループ;フリーメイソンリーの慈善活動)
著者等紹介
モリス,S.ブレント[モリス,S.ブレント][Morris,S.Brent]
数学講師として連邦政府の教育機関で25年間教鞭をとってから、第二の人生をフリーメイソンリーの研究に捧げる。メリーランド州エリコット・シティーの「パトモス・ロッジ・第70」の前棟梁。「古代公認スコットランド儀礼」の第33位階の保持者。「名誉法典の大十字章」の受章者。世界最古の研究ロッジであるロンドンの「戴冠四聖人のロッジ」に所属する唯一のアメリカ人のメンバー。アメリカの研究ロッジでは、「フィラレート協会」の特別研究員、「フィラクシス協会」の名誉特別研究員、「スコットランド儀礼研究協会」の創設者。フリーメイソンリーの雑誌としては世界最大の発行部数を誇る『スコットランド儀礼ジャーナル』の編集長でもある
有澤玲[アリサワレイ]
著述家、翻訳家。学習院大学文学部英米文学科卒。秘密結社研究、日本語表記法、109系ファッション、管絃楽法、動物分類学など、幅広い分野で執筆活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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