内容説明
国境を越える難民の保護はどうあるべきか。武力の行使はどこまで許されるのか。権威主義が台頭する今、「人間の尊厳」と「平和」を根源的価値にすえる国際法の声に耳を傾ける。
目次
1 難民法の生成と展開
2 難民にどう向き合うのか―世界の実情、日本の実態
3 「新しい形態の迫害」とは何か
4 国際法における平和の構想
5 国家の暴力とジェンダー
6 国際刑事裁判のビジョンと現実
7 ダイヤモンド・プリンセスの暗翳―人々が創る国際法
著者等紹介
阿部浩己[アベコウキ]
1958年伊豆大島生まれ。明治学院大学国際学部教授。神奈川大学名誉教授。専攻は国際法・国際人権法。博士(法学)(早稲田大学)。国際人権法学会理事長・日本平和学会会長・川崎市人権施策推進協議会会長などを歴任。現在、アジア国際法学会理事・法務省難民審査参与員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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