内容説明
国政にウンザリしているあなたへ。“自治”の先進的改革。その先端に立ってきた著者が放つ!人口減少社会を乗り切るための、“市民とともにつくる自治体”の知恵と実践。
目次
自立の覚悟問われる自治体
市民同士の対話が自治の力を育てる―まちの課題を自分ごとにする「無作為抽出型市民協議」
人口の奪い合いより、ふるさと住民票を―まちの外から応援してくれる人を増やす
お金やエネルギーを地域で回す―「オオバンあびこ市民債」から地域再生を考える
民間と行政の連携を根本から見直す―行政の仕事を民間の手で奪い取る「提案型公共サービス民営化」
すべての補助金を廃止し、いちから決めなおす―オープンな議論で既得権をなくす
首長も、議会も、市民と直接結びつく―これが自治体の二元代表制
住民投票は自治の基本―住民投票するかどうか市民が決める「常設型」条例
建て前だけの平等を超え、女性が社会を変える
首長の多選やめるのは自治の知恵〔ほか〕
著者等紹介
福嶋浩彦[フクシマヒロヒコ]
中央学院大学教授、元我孫子市長、元消費者庁長官。1956年鳥取県生まれ。自主的学園祭を求め大学当局と対立、筑波大学を除籍。市議会議員を経て1995年、38歳で千葉県我孫子市長に。3期12年間、市民自治を理念とした自治体改革を推進し、全国青年市長会会長も務めた。市長を自ら退任後は、中央学院大学教授、行政刷新会議事業暫分け人。2010年から2年間は民間から政府に入り消費者庁長官。東日本大震災の原発事故のもと、自治体と連携し食品の安全確保に取り組む。現在は大学に復帰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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