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内容説明
資源で世界が見えてくる!資源の歴史は、資金と技術をもつ欧米による収奪で始まった。今なおその真っただ中で、自国の利益確保のため世界はどう動いているか?国際資源専門家の現場報告!資源は“地球の恵み”資源国と国民に、どのようにしてその恵みをもたらすか?
目次
鉱業法は、誰のために、何のためにあるのか
鉱業法で資源を守れるか?―アフリカに見る実情
ロシアの資源防衛策―資源大国ロシアのやりかた
小国は資源を守れるのか。コーカサスのサバイバル
バルカンは、火薬庫から資源供給基地へ
資源国に向かって、ゼロからスタートしたカンボジア
資源大国中国の建前と実態
資源解放のミャンマーと、資源で成長のラオス
資源大国カナダの世界展開
欧米化しつつ、我が道を歩む資源大国インド
南米のリーダー、21世紀資源大国ブラジルの底力
自立しなければ、日本の資源獲得に明日はない
著者等紹介
西川有司[ニシカワユウジ]
資源の探査・開発・評価や資源会社の経営改善などに40年間にわたり携わってきた「国際資源専門家」。イスラム圏、正教圏などに通い、その国の国民に利益をもたらす資源開発を目指し行動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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けんとまん1007
8
資源は、その国の人たちのものであるべきだと思う。が、現実の世界はそんな甘いものではない。先進国と言われている国、または○○メジャーと言われている企業が、ひたすら己が利益のために収奪を繰り返しているだけだ。それが、資源国における紛争を起こしている大きな要素にもなっている。ただ、その一方で、それに気づいた国々が、少しずつではあるが、それに対抗しようとして国の制度面の整備(法など)をしつつあるのは、好ましいことだ。「足るを知る」という視点があれば、随分と違うだろうに。2014/10/12
moleskine_note
1
日本の資源戦略には不安を覚えるばかりであります。2016/06/19
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- 西川徹郎研究 〈第3集〉