内容説明
戦後70年の残照―四日市大空襲で姉妹が行方不明から奇蹟的に生還し涙の再会!直後父の焼死の報せで一瞬にして涙の別れ!軍国少年が旧い思想を克服し、どのように新しい日本に向けて踏み出そうとしてきたか―80余年の軌跡を綴る戦争世代の人生―平和教育・生活学習の教材でもある。
目次
戦前・戦中の時期(幼年から少年時代のこと;二度とあってはならぬあの戦時生活)
戦後の時期(戦争は終った―解放感と生活の困窮)
戦後七十年を迎えて(戦争体験世代が「今」を生きるには)
著者等紹介
春日一彦[カスガカズヒコ]
1933年三重県四日市生まれ。1952年三重県立四日市高校普通科卒業。1956年名古屋大学文学部哲学科卒業。名古屋市立中学校教諭として勤務。1994年名古屋市立中学校教諭を定年退職。1994年名古屋芸術大学非常勤講師として勤務。1996年愛知大学非常勤講師として勤務。2004年愛知大学非常勤講師を定年退職。2007年名古屋芸術大学非常勤講師を定年退職。現在、あいち県民教育研究所監事事務局員。同研究所高校入試と中等教育研究部会代表。名古屋市西区原水爆禁止協議会会長。名古屋市西区革新懇代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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