内容説明
たとえば、長野県で一番多いのは小林さんであるとか、百瀬さんは長野県出身の確率が高いとか、全国の柳沢さんや北沢さんの約4割は長野県に住んでいるとか、伊那市の北原さんの数は東京都全体とほぼ同数であるとか、全国ランキングでベスト10に入る加藤さんはなぜか長野県に少ないとか、塚田さんは実数でも人口比でも長野県が全国最多であるとか、全国の唐沢さんの半数は長野県に住んでいるうえに伊那市付近に集中しているとか、知っていると得した気分になる(知らなくても日常生活にはこまらない)話のネタが満載。
目次
名字とはなにか?
長野県の名字ランキング(小林;田中;中村;丸山;伊藤;佐藤;清水;高橋;宮沢;柳沢 ほか)
101位~300位のランキング
長野県市町村別名字ランキング
コラム・信州ゆかりの名族(小笠原;諏訪;村上;真田)
長野県ゆかりの名字
著者等紹介
森岡浩[モリオカヒロシ]
姓氏研究家。1961年高知市生まれ。早稲田大学政経学部卒業。学生時代から独自の姓氏研究を始め、実証的な名字研究で知られる。著書が多数あるほか、テレビ・ラジオなどでも活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yoneyama
1
姓と名字の違いを知る。源の木曽義仲。地名と名字の関わり。長野県は佐藤鈴木高橋や藤系の多い東日本に対し山本田中吉田井上中村の多い西日本型との折衷型とのこと。小中学校高校までクラスにたくさんいた名字が、他県では珍しく、帰郷して懐かしく、名字とはおもしろいものと思う。それぞれの名字由来の土地を足であるくも楽し。戦国武士団小笠原村上諏訪真田の特設ページもおもしろかった。名字は、当人にもわすれてしまった先祖の痕跡が残っているのだなあ。僕の名字は言及なく、残念。2018/05/30
那岐
0
名字が分かると、ルーツが分かり、その家の歴史が分かる。さらに漢字から地形や歴史まで分かる。奥の深さに驚いた。漢字と名付けについてもっと知りたくなった。2020/08/10




