内容説明
「顧客社会」を迎えて企業はどういう生き方をすればよいのか、経営戦略の方向感、改革課題等について、その解決の道筋を示唆すべく、奥住正道は1996年2月に「顧客社会」を出版した。本著に対して想像以上に多様な反応を得たが、その後10年、それらの改革課題は実現されているのか、残された課題は何か、それらの現状を明らかにし、今後の方向を示唆するのが本書出版の目的である。
目次
第1章 総論(MDプロセス革新の流れ;MDプロセス革新の進展経過 ほか)
第2章 実態・事例(顧客変化619の対応事例;FSP経営の業態別事態調査「150社アンケート調査」 ほか)
第3章 対応の方向性(FSP経営の原則;業態別の取り組み課題テーブル ほか)
第4章 近未来展望(近未来提言;業界展望)
著者等紹介
奥住正道[オクズミマサミチ]
株式会社奥住マネジメント研究所・取締役会長。1924年生まれ。1945年慶応義塾大学経済学部卒業。1954年日本NCR(株)入社。同社、MMM(モダーン・マーチャンダイジング・メソッド)大学学長として、流通業界、外食業界の近代化の指導にあたる。これらの活動を通じて業界の組織化を指導し流通業界、外食業界の地位向上に貢献してきた。’63年社団法人日本セルフサービス協会設立に参画し以来、現在まで顧問。’71年同社退社。1971年株式会社奥住マネジメント研究所設立。’72年、社団法人日本ショッピングセンター協会、社団法人日本フランチャイズチェーン協会、’74年、社団法人日本フードサービス協会、’87年社団法人日本専門店協会、以上4法人の創立者の一人として先導し、今日まで顧問を務めている。(日本ショッピングセンター協会は相談役顧問)、’72年~’93年早稲田大学大学院講師、’83年~’94年NHK商業専科常任講師、’95年~’01年日本フードサービス学界会長、’96年農水省外食産業展望検討委員会委員長など公職多数。学会、公職を通じて広く流通業界、外食業界のオピニオンリーダーとして活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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