内容説明
動物が女の人の姿になって若者と結婚するという話が、昔話の中には数多く見受けられます。中でも「つる女房」「つるのおんがえし」などの名で知られるこの話は、日本を代表する昔話のひとつです。貧しい若者の優しさと愛情、そして約束をやぶってしまう心の弱さとがよく描かれていて、とても美しく、哀しい話になっています。日本全国で語りつがれてきた昔話なのでさまざまな形があり、おじいさんとおばあさんが主人公になっている話も有名です。
著者等紹介
平田昭吾[ヒラタショウゴ]
1939年、満州(現在の中華人民共和国の東北地区)で生まれる。日活撮影所研究室、手塚治虫のマネージャーを経て、1971年、アニメ絵本「アンデルセンどうわ」(ポプラ社)をプロデュースして独立。以来、日本のアニメ絵本文化の先駆者として今日まで大活躍
鷹羽遙[タカバネハルカ]
1949年、北海道に生まれる。上京し、漫画家生活に入る。2年間、桑田二郎氏に師事し、その後独立。作品に「魔獣戦士」「スター・ロード」「風の戦士」などがあり、現在アニメ絵本の世界にも意欲をもやしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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