出版社内容情報
国産初のオルガン、国産初のピアノから始めて、さまざまな楽器を世に送り続けて、日本の音楽教育、芸術に計り知れない貢献をしたヤマハ。
創業者・山葉寅楠と中興の祖・川上嘉市が築いた「創造と感動」の企業理念。それを引き継いでオートバイ、ボート、ヨット、船外機、自動車、特殊金属などの多角化で、世界企業にまで押し上げた川上源一たちのものがたり。
内容説明
ヤマハの創業者・山葉寅楠、中興の祖・川上嘉市、そしてヤマハ発動機を創立した川上源一の三人による「感動と創造」の経営。ヤマハ独特の企業文化とCSRは今日、脈々と継承されている!世界のブランドYAMAHAを築いた先人のものがたり。
目次
第1章 山葉寅楠の音楽文化創造への挑戦
第2章 愛弟子・河合小市が技術パートナーに
第3章 成功ベンチャー・日本楽器、挫折の危機
第4章 経営危機を救った第二の創業者・川上嘉市
第5章 選択と集中による川上嘉市の経営再建
第6章 川上嘉市の一億円の贈りもの
第7章 「閃きと感性」の経営を実行した川上源一
第8章 次代の夢を託されたヤマハ発動機の挑戦
第9章 文化価値創造と感動の物づくり
第10章 感動創造の経営とCSR
年譜
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
halaryo@いつもココロに青空を
1
おすすめ度:★★★★☆ 再読。明治のベンチャー企業ヤマハの創業者である山葉寅楠と天才技術者河合小市の国産オルガン開発に賭ける熱い思いを描いた一冊。山葉の死後、河合小市は河合楽器として独立するも、ヤマハの感動創造のDNAは次世代に引き継がれオートバイへの進出など事業を拡大させていくところがすごい。また、浜松市のように豊田佐吉や鈴木道雄、本田宗一郎、高柳健次郎など名だたる起業家を支える土壌作りは、今の時代も大切ですね。 #今日の一冊 #ヤマハの企業文化とCSR #志村和次郎2019/06/17
Soichiro
0
結局、情熱をもってことにあたるかどうかですね。2021/04/26
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