出版社内容情報
●山形県庁に籍を置く著者が長男の誕生に伴い8ヶ月の育児休業を取得、その間に感じた育児の大変さや喜び、そして育児を取り巻く環境や育児休業制度の問題点などを、時には持論を交えながらつづった1冊です。
第1章「新米パパの育児休業体験記」、第2章「父親の『仕事と育児』の両立を目指して」ともに毎日新聞社のホームページ「毎日インタラクティブ」に連載され、大きな反響をよびました。単行本化に当たってはそれぞれの章に大幅に加筆、一層充実した内容でお届けします。
目次
第1章 新米パパの育児休業体験記(男の子のオムツ交換の永遠の課題;バスタブの中でふと思案にふける;選挙カーに寝た子を起こされた;育休を取っても父親が代われないこと ほか)
第2章 父親の「仕事と育児」の両立を目指して(職場復帰後の次なる課題;僕が育児時間を取った理由;育児時間?なんだそれ;職場の上司の反応 ほか)
著者等紹介
石井憲雄[イシイノリオ]
山形県職員。2003年2月に長男が誕生後、2003年4月から11月まで育児休業を取得。職場復帰後、今度は「仕事と育児の両立」を志し、「育児時間」及び「時間外労働の制限」制度を利用。それらの体験記「新米パパは育休さん」及び「新米パパは育休さんPART2」を「千育休」というペンネームで毎日新聞のホームページ(MSN毎日インタラクティブ)に2003年5月から2004年12月にかけて連載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
4
10年も前に男性が育休を取得する、ということで、パイオニア的なご苦労はたくさんあったかと思いますが、夕飯を、働いている奥さんがつくる事に、なんだかびっくり。同じく育休を取得されたイクメン、山田課長補佐の方が共感できる面が多かったように感じました。2014/07/28
モレ
1
育児時間、部分休業などについて書いてある。2015/09/06
まつ
0
2003~2004年の内容のため、現在の制度とは異なる点が多い。その中でも、現在で考えてもかなり積極的に公務員が育休を取得し、育児に励んでいる内容でした。サラリーマンよりも公務員の方が取得しやすいといっても、まだまだ難しいのだなと。男性目線の育児記は貴重で、苦楽ともにかかれていてとても共感して読めました。2019/11/29