内容説明
自宅での看取り、在宅介護を決めた宮崎家。介護する側と受ける側、その覚悟と決断。それは「老いを育てる」に行き着いた。
目次
第1章 在宅介護の備え(介護生活の始まり、楽しいおうち介護への道;1日が24分に ほか)
第2章 老いを育てる(療養という山の登り方;老いを育てる時間 ほか)
第3章 在宅介護のエトセトラ(はじめての救急車と夜の病院;不潔行為というレッテル ほか)
第4章 看取りの先に続くもの(移住計画の理由;東日本大震災に学ぶおうち介護 ほか)
著者等紹介
宮崎詩子[ミヤザキウタコ]
1976年東京生まれ。患者家族対話推進協会(The Association of the Dialog Methods for Patients)代表。家族ならびに在宅ケアチーム(医師、看護師、薬剤師など)との対話を通した在宅介護、自宅看取りの意思決定の在り方を提唱。東京都在宅療養推進会議委員として家族の視点から在宅ケアの課題、家族の果たすべき役割を発信。2012年よりソワニエグラン代表。祖母の認知症介護のキーパーソンとして『在宅での楽しく文化的な介護の環境づくり』や『認知症との人間的なコミュニケーション方法』を模索(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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