内容説明
ブラジルの大地を生き抜いた、100人の女性たちの100年。アマゾン開拓のため夫や家族に連れられて、または花嫁移民として夢を抱いてブラジル移住を決意した女性たちを待っていたのは、想像を絶する過酷な現実だった。それでもたくましく家族や日系社会を支え、強さと明るさで生き抜いた女性たちの貴重な記録。
目次
アマゾン編
東北伯編
南東伯編
中東伯編
サンパウロ編
中西伯編
パラナ編
南伯編
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バーベナ
3
サンパウロ新聞連載。『渡伯してみたら聞かされていた話と違い、寝る場所も無く緑の地獄だった』移民として、一から土地を開墾(最初は奴隷扱いの場合も)しなければならなかった体験が淡々と綴られる。自分で選択して渡伯した人と、家族の事情で渡伯したのでは心意気も違うけれど、どっちも大変なことには変わりない。読んでいて、淡々と語るしかない、当時を思い出せない(出したくない)ほどの苦労があったのだなということが・・文章の隙間から窺える。2014/05/07
sakase
0
過酷な人生を歩み、子供たちには教育と日本文化のしつけをおこなった。二世、三世に立派な人物が育っている。2010/02/21
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