内容説明
シャリーアの理論、その真の姿を明かす。イスラーム登場初期から現在まで、厳密に原資料に即し法理論の歴史的展開と現代的課題を明快に示す、世界的第一人者の主著。
目次
形成期
法理論の分節化
法のテクスト、世界、歴史
社会的現実と理論の対応
モダニティーの危機―新たな法理論に向かって?
結論
著者等紹介
ハッラーク,ワーエル・B.[ハッラーク,ワーエルB.][Hallaq,Wael B.]
コロンビア大学人文学部教授。1955年パレスティナ生まれ。ワシントン大学でPh.D.取得の後、イスラーム関連資料の所蔵北米随一といわれる図書館と当代一流の教授陣で著名なマックギル大学(モントリオール)のイスラーム研究所教授を経て現職。イスラーム法学研究の世界的第一人者
黒田壽郎[クロダトシオ]
1933年生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒、同大学院文学研究科博士課程東洋史専攻修了。カイロ大学客員教授、イラン王立哲学アカデミー教授、国際大学中東研究所初代所長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。