目次
口絵カラー
機関車小僧が見た敗戦間際の機関車絵
機関車小僧が見た魅惑の機関車写真
大塚康生・南正時対談『機関車少年だったころ』
大塚康生を語る
大塚康生・足跡
著者等紹介
大塚康生[オオツカヤスオ]
昭和6年(1931)7月11日、島根県鹿足郡木部村山下に生まれる。昭和26年、漫画家を目指して上京。厚生省麻薬取締官事務所に勤務を経て昭和31年東映動画の第一期生として短編や劇場用長編「白蛇伝」「少年猿飛佐助」「わんぱく王子の大蛇退治」などを手がける。昭和40年「太陽の王子ホルスの大冒険」の作画監督に指名され、演出に高畑勲を推挙。昭和43年、Aプロダクションに移籍。「ムーミン」「ルパン三世」「パンダコパンダ」などの作画監督・キャラクターデザイナーとして活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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六点
36
今年春に長逝された,大アニメーター大塚康生氏の旧制中学在学中の機関車スケッチである。責任編集は、カメラマンの南正時氏と言う、曾ての鉄道少年には堪らぬ感がある。フリーハンド且つ万年筆で描かれた蒸気機関車は、形態的に極めて正確であるとともに、既に大塚康生の絵となっている。世に出る人は、例えば凡人が三保松原から富士登頂を目指しているとすれば、スタート時点で新五合目辺りにいると、いう感じだ。が、後半のインタビューにて「沢山画くこと、画くことを苦にしないこと(大意)」とのことである。やはり、努力なんですねえ。2021/10/11
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