内容説明
2万人以上のめまい患者を治療してきた脳ドックの専門医が、「治療の対象となる症状」「再発予防のための注意点」「他の病気と異なるポイント」などのめまい治療の最前線をやさしく紹介し、あらゆる角度から原因不明の謎に迫る、待望の書。
目次
第1章 めまいのなぜ?(めまいとは何のこと?;なぜ突然に起きるのか? ほか)
第2章 めまいはどこの病気?(脳について;新兵器「脳MR」 ほか)
第3章 治療から見た手がかり(治療の手順;他の病気と異なるポイント ほか)
第4章 原因不明という謎(原因の資格;原因という言葉の意味 ほか)
仮説 めまいは脳内地震である(患者さんが知っている;地震へのこだわり;地震のおさらい;脳内地震のメカニズム;白質病変の正体)
著者等紹介
入野忠芳[イリノタダヨシ]
1941年生まれ。内科医。入野医院、総合めまいセンター院長。67年大阪大学医学部卒。大阪国際空港検疫官、外国航路の船医などを経て、79年より大阪大学特殊救急部の関連救急病院で脳卒中患者の治療に専念。89年、父の後を継ぎ、現在に至る。診察のかたわら、脳ドック、めまい研究をおこない、日本脳ドック学会ガイドライン作成委員、日本めまい平衡医学会会員
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