ひなたのねこ

山田 稔明【著】

ｍｉｌｌｅ ｂｏｏｋｓ（2016/11発売）

• サイズ B6判／ページ数 1冊(ﾍﾟ／高さ 19cm
• 商品コード 9784902744842
• NDC分類 645.6
• Cコード C0772

出版社内容情報

山田 稔明［ヤマダ トシアキ］

内容説明

「会ったこともないのに、どうしてこんなに懐かしいのかな。ねえポチや。小林聡美」話題の人気猫小説『猫と五つ目の季節』の著者、音楽家・山田稔明が、小説の主人公でもある愛猫・三毛猫ポチとの穏やかな日々を綴った写真絵本。ありふれた日常を文学的に描いた歌詞に定評がある著者が、膨大な写真から厳選した愛猫ポチの愛くるしい姿を、四季をめぐる優しい物語とともに、美しい写真絵本に紡ぎました。猫がそばにいる些細な日常にこそ幸せがある。そんなことが感じられる、心がほっとあたたかくなる絵本。自分にとって本当に大切なものを見つめ直すきっかけになります。私家版として１０００部限定で販売したものが即完売し、多数の再発リクエストをいただいていた本書。大幅に増ページしデザインもバージョンアップ、さらにはハードカバーの豪華装丁の完全版！　私家版をお持ちの方にも自信を持って楽しんでいただける内容になっています。本文は、ひらがなとカタカナだけで書かれており、大人はもちろん、４～５歳の子どもから読める写真絵本です。

著者等紹介

山田稔明［ヤマダトシアキ］
１９７３年佐賀県鳥栖市生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。１９９９年バンド「ＧＯＭＥＳ　ＴＨＥ　ＨＩＴＭＡＮ」のボーカリスト、ギタリスト、ソングライターとしてデビュー。バンド活動と並行し、坂本真綾、原田知世、中島愛、マクロスＦ、ＳＤガンダムなど数多くの楽曲提供を行う他、ＮＨＫ　Ｅテレ　０６５５／２３５５「第２の人生」の歌唱も担当。２００９年からソロ活動を本格化。音楽以外にも、執筆、ワークショップなどその活動は多岐にわたる。著書に愛猫との１３年を綴った自伝的小説『猫と五つ目の季節』がある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[miww]

可愛さを狙った写真集ではありません。 猫の日常が切り取られています。 そして著者のコメントが詩的で‥猫好きにはたまりません。「いつまでも こんなまいにちがつづけばなあ」響きます。買おうと決めていたので著者のサイトでサイン目当てに購入。今は亡きポチちゃんに想いを馳せる。

2017/09/18

[しいたけ]

ぜんぶ可愛い。「まどぎわは　まるで　カリフォルニャー」にどハマり。子どもの頃から陽の当たる窓際で本を読むのが好きだった。そんな私はカリフォルニアっ子。

2017/02/24

[すい]

著者である山田さんが愛猫と出逢ってから別れるまでに撮った写真で綴るメモリアル。保護した三毛猫ちゃんへの愛情が滲み出ている写真の数々は、見ているだけで思わず笑顔になってしまうものばかり。猫好きさんにはわかる切なさを綴った「あとがき」を読んで、少ししんみりしてしまった。

2017/01/25

[てんちゃん]

派手さはない小さな一冊の猫の写真集。あとがきを読んで分かったのですが、著者の愛猫が亡くなってから、生前の写真をもとに作られた写真集です。最近よくあるタイプの、猫のかわいさをウリにした写真集ではありません。普通の猫です。でも、著者がこの猫（ポチ）を大切な存在としていたことが伝わってきます。誰かと共に生きる、その欠けがえのない大切な一瞬一瞬を綴ったような写真集です。

2017/01/15

[退院した雨巫女。]

《書店》猫の可愛らしくて。にんまりしてしまいます。

2016/11/14