出版社内容情報
広瀬 裕子[ヒロセ ユウコ]
著・文・その他
アリシア・ベイ=ローレル[アリシアベイローレル]
イラスト
内容説明
「いま、この世界にいること ここへ来たこと ありがとう」ひかりに満ちた物語に寄りそう、優しく素直な絵。ふたりが描くこの世界は、はかなくも、美しい。人気作家「広瀬裕子」待望の新刊!作家20周年を記念した本書はデビュー作以来となる絵本。絵は、世界中で愛され続け、日本でもロングセラーとなっている『地球の上に生きる』の著者「アリシア・ベイ=ローレル」の完全描き下ろし新作です。親交を深め、想いを同じにしてきたふたりだから描ける、この世界の美しさ。秋の気配がしはじめたある日、書きたいと思っていたことを画面に打ちはじめました。とりあえず、書き留めておこう、という気持ちで。でも、書きはじめたら「書きたいこと」は、すこしちがっていました。「そうか、わたしはこういうことが書きたかったんだ」と、そのとき、はじめて、知ったのです。季節がめぐるように、いのちもめぐる。書きたかったのは、そんなことでした。今回、絵をアリシア・ベイ=ローレルさんにお願いしました。アリシアさんとは、2011年の夏、数人の友人たちとともにアメリカ・インディアンのホピのもとをおとずれて以来です。数年後、こんなふうに本をいっしょにつくることができるなんて。やはり、世界はすてきだと思うのと同時にひとりひとりの世界も(すでにそうだけれど)「すてきであれ」と思うのです。
著者等紹介
広瀬裕子[ヒロセユウコ] [Bay Laurel,Alicia]
エッセイスト、編集者。こころとからだ、日々の時間、食べるもの、つかうもの、目に見えるものも、見えないものも、大切に思い、表現している。著作に『HEART BOOK』(PHP研究所)、『できることからはじめています』(文藝春秋)、『まいにちのなかにオーガニック』(地球丸)など多数
ベイ=ローレル,アリシア[ベイローレル,アリシア]
作家、イラストレーター、デザイナー。自然生活の手引書『地球の上に生きる』の著者であり、音楽家、教師、イベントプランナーとしても活動。現在はアリゾナ、カリフォルニア、ハワイ、日本などをめぐり、自身の音楽作品や絵を手がけた洋服を紹介しながら、世界中へ持続性、創造性、同調性を発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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